行く途中で、今年見つけた高梁川のグンバイトンボのいる場所に寄ってみました。グンバイトンボよりも、前回、ものすごい数のコオニヤンマの羽化をみることができたので、それを期待して行きました。
残念ながら、水量が多くなっていて、羽化しているトンボはごくわずか。でも、グンバイトンボはいました。なんともいえない色できれいです。
これはグンバイトンボのメスですね。
このイトトンボはまだ名前を調べてません。
新見の場所に着きました。明らかにゼフィルス狙いの長い竿を持った人たちが数人歩いてきたので、あいさつしました。やっぱりゼフィルスが少ないそうです。この場所だったら、叩けばヒロオビミドリシジミが出てくるはずなのだが、と言われてました。やはり目の付け所(チョウのいそうな場所をみつける目)は同じなのだな、と妙に自信を持ちました。
チョウはいないのですが、トンボはいました。たぶん、コオニヤンマですね。
草むらとか叩いてみてもなかなかチョウはみつからないところ、キタキチョウの交尾個体がいました。他にもキチョウは出てきました。
このキタキチョウを撮っていたら、ナナフシモドキをみつけました。
草むらを叩いて、ついにゼフィルス(ヒロオビミドリかなにか)がでたか!と思ったら、ミドリシジミ。でも、ハンノキが見当たらないので、不思議です。コオニヤンマがいるってことは、川筋から飛んできたのかも知れません。
歩いて場所を移動しながら、木を叩いて行きますが、ゼフィルスはまったく出ず。ミズイロオナガシジミがほんの少し出てくる程度。
ちょっと晴れ間が出てきて、セセリチョウが出てきました。これはキマダラセセリ。 キマダラセセリの黄色と黒はきれいですね。
スジグロシロチョウは、大きなメスがちょろちょろ飛んでいました。そして、スジボソヤマキチョウがいました。スジボソヤマキチョウは昔、あこがれのチョウでしたが、ある場所でものすごい数が発生しているところに出会ったことがあります。それ以来、ものすごい数はみたことはありませんが、岡山の石灰岩台地には、確かにそこそこの個体数をみることができると感じます。ひらひら飛んで、落ちるように草に止まると、体を横倒しにしたり、妙な習性がありますね。
この日の個人的な一番の大物はクモガタヒョウモン。クモガタヒョウモンは採集どころか、あまりみたこともなく、私にとってはものすごく珍しい大型ヒョウモンです。葉っぱに止まっているところをみつけ、たくさん写真が撮れました。
その後も、木を叩いてもなにも出てこず。ただ、オオムラサキのオスが飛び出しました。どうみてもあの飛び方はオオムラサキでしたが、遠くに飛んで行ってしまいました。なんとか、オオムラサキを撮りたいのですが、確実な場所はまだみつけられません。
田んぼのまわりでショウジョウトンボがいて、接近して撮れる場所にいたので、写しました。この竹の棒が気に入っているようでした。
他の場所も回って見たのですが、ゼフィルスはぜんぜんだめ。必ず出てくるヒカゲチョウは写しておきました。
ほんとうに今年はゼフィルスがぜんぜんダメだったのかなあ、と他の人のブログをみても思います。時期を間違えたことはないと思うので、来年に期待です。
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