2016年10月15日土曜日

2016年10月15日 金甲山周辺、深山公園

金甲山ではアサギマダラの移動がみられるという情報を聞き、行ってみました。

去年行ったときもいたウラナミシジミ。かなりボロでした。

ウラナミシジミ
秋型のキタテハや、キタキチョウはたくさんいました。昔はただの「キチョウ」だったので、どうもキタキチョウという名前には違和感があります。
キタキチョウ

キタテハ

そういえば、吸蜜している植物はぜんぶ外来種ですね。

きれいなモンシロチョウもいました。

モンシロチョウ

金甲山山頂に少し変わった飛び方をする赤とんぼがいたので追ってみると、ネキトンボでした。ネキトンボはこの夏に初めてみて、翅の赤さがとてもきれいだと思い、まさかここで見られるとは思いませんでした。探せばけっこういるのかもしれません。

ネキトンボ

肝心のアサギマダラは、金甲山へ上る道路で2匹みただけで樹の間を飛んでました。今年の秋はとにかく天候が悪く、時期を逃してしまったような気がします。

最後、深山公園で鳥の写真を撮ろうと立ち寄ったら、スズメガがいました。

ホシホウジャク








2016年10月9日日曜日

2016年10月9日 倉敷市種松山

アサギマダラが飛んできていないか、探しに行きました。今年の秋は天候が悪く、この日も曇りで気温も低い。

ウラギンシジミが吸水にきてました。きれいなオスです。


これはマユタテアカネ。気温が高ければもっとトンボは多いと思うのですが。


アサギマダラがいました。ふわふわ飛んでいてセンダングサで吸蜜したり、休んだり。


帰りに車道でも見つけました。たくさんいるわけではないのですが、まあ、確実に1,2匹は見ることができる場所です。

2016年8月21日日曜日

2016年08月21日 備中高松城趾

この日も暑い日でした。

オニヤンマのメスが木の枝のいい位置に止まってくれました。



池にギンヤンマが多く飛んでいました。ギンヤンマは飛んでばかりで静止個体はほとんどいませんが、この日はハスの葉の影で休んでいる個体を見つけました。ギンヤンマの止まっている個体をきれいに写せたのは初めてです。


ハスの葉が大きくなって、池の水面はほとんど見えないような状態です。ギンヤンマの交尾個体がいくつかみられ、産卵もしていました。


近くの田んぼの上を飛ぶギンヤンマもいましたが、なかなか向きがあわず、ホバリング写真はいまいちでした。



2016年7月31日日曜日

2016年07月31日_クマゼミの木

クマゼミが鈴なりになっている場所がありました。

近づいても逃げません。


止まっているクマゼミは木の汁を吸っていますが、全く鳴いていません。メスばかり集まるのかと思いましたが、そうではなく、オスもいます。

クマゼミは鳴く時間がはっきりしていて、午前には盛んに鳴きますが、どうやら午後には鳴かなくなるようです。そういえば、午後にクマゼミの声はあまり聞かないような気がします。


2016年7月24日日曜日

2016年7月24日 倉敷美しい森

いままで位置関係がわからなかったのですが、倉敷美しい森は種松山なのですね。とにかく暑かったです。


ヒメアカネです。(だと思います)
池にはチョウトンボやギンヤンマがいました。


ジャノメチョウがいくつかいました。これはまだ新鮮なジャノメチョウのメスです。翅が虹色に光ってきれいですね。


サトキマダラヒカゲが樹液に来ていました。この写真は幹に止まっているところです。樹液にはカナブンとオオスズメバチも来ていました。


2016年7月20日水曜日

2016年7月20日 小さな池のトンボ

工業用地の中に、小さな池があります。この池がひとつあるのみで、他は工場などが建っています。

春にはサラサヤンマをこの池の近くで見たことがあり、もしかすると、この池で発生しているのかも知れませんが、少し距離のあるところには、大きな池やそこに流れ込む小さな流水もあるので(ヤマサナエがたくさんいます)、サラサヤンマはどこから飛んできてなわばりをはっていただけかも知れません。

チョウトンボがひらひら飛んでました。

何匹もいるのですが、この池はまわりに柵があるので、望遠で狙うしかない場所です。池が小さいだけに、背景を選ぶこともできません。


ショウジョウトンボも何匹かいました。


あとは、シオカラトンボとオオシオカラトンボ。ギンヤンマもいるのですが、止まってはくれないので、撮ることはできませんでした。



最後はキイトトンボ。おそらく池の水面近くには他のイトトンボもいるのかも知れません。








2016年7月18日月曜日

2016年7月18日 高梁川

午後からハグロトンボの写真を撮りに行きました。高梁川です。

特別な場所ではないですが、昨年たまたまいって、何匹か川で飛んでいるのをみかけ、近いので行ってみました。

川の水面近くで水草にとまっているハグロトンボを狙って行ったのですが、水量が多くなっていて、高梁川そのものにはぜんぜん飛んでいません。おまけに梅雨明けでカンカン照りのせいもあるのかも。

どこか、木陰のような場所はないかと探したら、山ほどいました。
オスとメスがちょうど半々くらいの数です。日陰の地面に止まっていて、近寄ると草むらに止まるパターン。

今年になって初めて気がつきましたが、トンボで胴体が曲がっている個体は結構多いですね。羽化不全なのでしょうか。

オスがいい位置に止まっていたので、連写して翅を開いたところを撮りました。

ハンミョウが飛んでいて、帰って来てから名前を調べたらコハンミョウでした。そういえば、昔、採集したことがあるかも。岡山にはたくさんいるようです。

草むらにやや大きいイトトンボがいました。モノサシトンボのオスですね。今年はグンバイトンボの写真がたくさん撮れましたが、モノサシトンボは意外にみつからず。こうしてみると、モノサシトンボの青色はとてもきれいです。

 赤とんぼのなかまもいました。翅の先端が赤くなっているマユタテアカネでしょうか。

このイトトンボは名前を調べ中。

 ダイミョウセセリもいました。

2016年7月10日日曜日

2016年7月10日 蒜山高原

今年はどうもゼフィルスが少ないようです。オオムラサキを探したいのですが、天気もあまりよくなく、きれいなヒメシジミはまだいるだろうか、まだデジタルで撮ったことないし、と思い、蒜山に行きました。時間があれば、大山や恩原方面も考えたのですが、夕方早い時間に帰宅しなければならなかったので。

ツバメシジミ。そのまわりに飛んでいたヒメシジミはボロボロでした。
ドングリの樹を叩いてみましたが、なにも飛ばず、大型のヒョウモンなどいそうにないので、移動しました。

車道に水が流れていて、カラスアゲハが吸水。この道路沿いでもコナラの樹を叩きましたが、なにもでてきませんでした。ただ、アサギマダラが2匹、ヒヨドリバナの咲いている斜面に隠れていたようで飛んで行ってしまいました。
あまりチョウがいないし、川にミヤマカワトンボがいないかと探しましたがいないので、思い切って移動。
鏡成まで行ってみることにしました。ここなら大型ヒョウモンはたぶんいるはず。


 雨が落ちてきそうな感じでしたが、ウラギンヒョウモンはいました。

ヒメシジミも標高が高いだけに、まあ、きれいな個体はいました。

コキマダラセセリ。

ウラギンヒョウモンはボロの個体もいましたが、これはきれいな個体です。

ちょっと変わったヒョウモンがいて、一瞬驚きましたが、なんのことはないツマグロヒョウモン。こんなところにもいるんですね。

オオウラギンスジヒョウモンは一匹だけいました。

2016年6月20日月曜日

2016年6月20日 新見方面

昨年と比べてどうみてもゼフィルスの数が少なく、あきらめきれないので、新見方面に行きました。前回、雨の中で探した自分としては新しい場所に行ってみました。

行く途中で、今年見つけた高梁川のグンバイトンボのいる場所に寄ってみました。グンバイトンボよりも、前回、ものすごい数のコオニヤンマの羽化をみることができたので、それを期待して行きました。

残念ながら、水量が多くなっていて、羽化しているトンボはごくわずか。でも、グンバイトンボはいました。なんともいえない色できれいです。


これはグンバイトンボのメスですね。

このイトトンボはまだ名前を調べてません。
新見の場所に着きました。明らかにゼフィルス狙いの長い竿を持った人たちが数人歩いてきたので、あいさつしました。やっぱりゼフィルスが少ないそうです。この場所だったら、叩けばヒロオビミドリシジミが出てくるはずなのだが、と言われてました。やはり目の付け所(チョウのいそうな場所をみつける目)は同じなのだな、と妙に自信を持ちました。


 チョウはいないのですが、トンボはいました。たぶん、コオニヤンマですね。


草むらとか叩いてみてもなかなかチョウはみつからないところ、キタキチョウの交尾個体がいました。他にもキチョウは出てきました。


このキタキチョウを撮っていたら、ナナフシモドキをみつけました。

草むらを叩いて、ついにゼフィルス(ヒロオビミドリかなにか)がでたか!と思ったら、ミドリシジミ。でも、ハンノキが見当たらないので、不思議です。コオニヤンマがいるってことは、川筋から飛んできたのかも知れません。


歩いて場所を移動しながら、木を叩いて行きますが、ゼフィルスはまったく出ず。ミズイロオナガシジミがほんの少し出てくる程度。

ちょっと晴れ間が出てきて、セセリチョウが出てきました。これはキマダラセセリ。 キマダラセセリの黄色と黒はきれいですね。

スジグロシロチョウは、大きなメスがちょろちょろ飛んでいました。そして、スジボソヤマキチョウがいました。スジボソヤマキチョウは昔、あこがれのチョウでしたが、ある場所でものすごい数が発生しているところに出会ったことがあります。それ以来、ものすごい数はみたことはありませんが、岡山の石灰岩台地には、確かにそこそこの個体数をみることができると感じます。ひらひら飛んで、落ちるように草に止まると、体を横倒しにしたり、妙な習性がありますね。

この日の個人的な一番の大物はクモガタヒョウモン。クモガタヒョウモンは採集どころか、あまりみたこともなく、私にとってはものすごく珍しい大型ヒョウモンです。葉っぱに止まっているところをみつけ、たくさん写真が撮れました。

 その後も、木を叩いてもなにも出てこず。ただ、オオムラサキのオスが飛び出しました。どうみてもあの飛び方はオオムラサキでしたが、遠くに飛んで行ってしまいました。なんとか、オオムラサキを撮りたいのですが、確実な場所はまだみつけられません。

田んぼのまわりでショウジョウトンボがいて、接近して撮れる場所にいたので、写しました。この竹の棒が気に入っているようでした。

他の場所も回って見たのですが、ゼフィルスはぜんぜんだめ。必ず出てくるヒカゲチョウは写しておきました。

ほんとうに今年はゼフィルスがぜんぜんダメだったのかなあ、と他の人のブログをみても思います。時期を間違えたことはないと思うので、来年に期待です。